自分たちが開発したシステムがクライアントの事業成長に貢献している
現在の担当業務やポジションについて教えてください。
『SKYFLAG』に関わる開発業務全般(要件定義~テスト)を担当しています。加えて、DEV1局メンバーのマネジメントや育成、システムに関する営業チームへのサポート対応も行っています。現在は局長として、チーム全体の成長を促す立場でもありますね。
プロダクト第1本部の仕事についてより具体的に教えてください。
『SKYFLAG』の開発プロセスは大きく分けると、要件定義・設計・実装・テストの4つのステップに分かれます。
最初は要件定義からスタートします。クライアントや他部署と協議を重ねながら、システムや機能の仕様を固めていきます。社内で完結するものもあれば、クライアントと細かく調整するケースもありますね。
設計では、決められた要件をどのように実装するかを検討します。ここでは、保守性や拡張性を意識しながら設計を行うことが求められます。
実装では、設計に基づいて実際にプログラムを書いていきます。バグを最小限に抑えながら、効率的なコードを書くことを意識しています。
最後にテストでは、実装した機能が仕様通りに動作するかを確認します。
自分たちが開発したシステムが実際にクライアントの事業成長に貢献している実感がわいた時に、大きな達成感がありますね。
仕事の難しさについて教えてください。
開発において、『ふわっとした要件を具体化する』ことが難しい部分です。要望を抽象的な状態から具体的なシステムの仕様へと落とし込むには、クライアントの本質的な課題を理解し、それを技術的にどう解決するかを考える力が求められます。正解がない中で、どのような設計・実装をするかによって、システムの保守性や拡張性が大きく変わるため、非常に重要です。
Skyfallのエンジニアの特徴として、営業チームと密に関わる機会が多いと思います。円滑に進めるために意識されていることはありますか?
営業チームとやり取りをする際は、専門用語をできるだけ使わないようにしています。技術的な話を噛み砕いて伝えないと、相手に正しく理解してもらえず、結果的に齟齬が生まれる可能性があるからです。
加えて、できるだけ具体的に伝えることを意識しています。抽象的な表現を使うと、伝えたいことが正しく伝わらず、認識に齟齬が生じることがあるため、できるだけ具体例を交えて説明するようにしています。
特に、機能開発をする際には、『何を実現したいのか』を明確にすることが重要です。言われた通りに開発するのではなく、本当にその機能で目的が達成できるのかを考えることが大切です。そのために、営業チームから『~したい』と言われた場合は、その背景を詳しく聞き、その機能で本当に実現できるのかを一緒に考えるようにしています。

尊敬する3人の存在が成長を加速させる
学生時代の部活動を教えてください。
小学生から大学生まで、ずっとハンドボール部のゴールキーパーをやっていました。ゴールキーパーというポジションは、チーム全体の動きを俯瞰しながら瞬時に判断を下す必要があり、その経験は今の仕事にも生きていると感じます。
アルバイトはされていましたか?
居酒屋でアルバイトをしていました。接客を通じて、さまざまな人と関わる経験ができたことは大きかったですね。特に、お客様に合わせて適切な対応をする力が身につきました。これはエンジニアとして、社内外で適切なコミュニケーションを取る際にも役立っています。
Skyfallに転職したきっかけを教えてください。
前職では求人広告の営業やコールセンター業務を経験後、SESのエンジニアとして1年ほど働いていました。次のステップでは自社開発の環境で成長したいと考えていたところ、Skyfallの事業内容と裁量権の大きさに惹かれ、『ここなら面白いことができそうだ』と思い、転職を決意しました。
Skyfallのイメージは入社後に変わりましたか?
正直、入社前にイメージを持っていたわけではありません。ですが、実際に働いてみると、エンジニアが裁量を持ち、自分がやるべき仕事にしっかり注力できる環境なので、自分に向いていると思いました。
チームの雰囲気について教えてください。どのような方が多いですか?
面白い人が多く、個性的なメンバーばかりです。単なる「技術者」ではなく、それぞれが自分なりの芯を持ち、責任感を持って仕事に向き合っているのが特徴ですね。
技術面やマネジメントなどで特に尊敬している先輩はいますか?
3名います。1人目は同じ局の嶋田さんです。嶋田さんは圧倒的な技術力と知識量を持っており、知識に基づいた提案力も抜群で、さらに謙虚な姿勢を崩さないところも尊敬しています。
2人目はプロダクト第2本部 本部長の井古田さんです。井古田さんも嶋田さんと同じタイプです。2人で互いの知らない部分を補い合っている印象がしますね。
3人目が上長の長谷川さんです。長谷川さんは、技術力もさることながら、『伝える力』がダントツです。話した内容を相手が納得できるように、具体例を交えて説明するのが上手いです。抽象的な表現がほぼなく、時間管理にも厳格で、見習うべき点が多いです。
今のポジションのやりがいや面白さを教えてください。
一番のやりがいは、チームメンバーが成長していく瞬間を見られることです。できなかったことができるようになり、市場価値が高まっていく過程は、自分にとってもやりがいを感じる部分です。
また、局長というポジションなので、ある程度自分で方針を決められるのも魅力です。「NO」がほぼない環境でチャレンジできるのは、エンジニアとして非常に面白いですね。
マネジメントで意識されていることはありますか?
チームのメンバーが気軽に声をかけられる環境を作ることを意識しています。例えば「忙しそうだから話しかけづらい」など、相談しづらい雰囲気があると、小さな課題が大きな問題に発展することもあるので、できるだけ心理的なハードルを下げるように心がけています。
また、管理しすぎないことも大事にしています。細かく指示を出すのではなく、メンバーが自ら考え、挑戦できるような環境を作ることを意識しています。そのために、まだ経験したことのない業務を割り振り、成長の機会を提供することを大切にしています。2点あげましたが、何より仕事を楽しめる環境を作ることが最も重要ですね。

Skyfallは『やりたいことがある人』が挑戦しやすい環境
転職してから身に付いたスキルなどはありますか?
2つあります。1つ目が抽象的なことを具体化するスキルです。要件定義の段階で曖昧な部分を明確にし、システムとして実現可能な形に落とし込む力が求められるので、以前よりもこのスキルが格段に向上したと感じています。このスキルは上長である長谷川さんの存在が大きいです。
また、予測力も鍛えられました。機能開発においては、スケジュール管理も重要なスキルの一つです。開発の流れを把握し、どこにリスクがあるのかを事前に考えることで、よりスムーズに進められるようになりました。
失敗談を教えてください
なにもかも自分でやりすぎてしまったことですね。結果的にタスクを抱え込みすぎて、プロジェクト全体が回らなくなってしまいました。その影響で体調を崩すことが多くなりました。この経験を通して、『周囲を巻き込み連携することでより大きな成果を出せる』ことを学びました。エンジニアとして技術力を磨くことも大事ですが、チームで働く以上、一人で全てを抱え込むのは逆効果です。信頼できるメンバーと協力しながら進めることが、より良い成果につながると実感しました。
Skyfallで活躍しているエンジニアの共通点を教えてください。また、どのような方が向いていますか?
相手のことを考えながらコミュニケーションを取れることですね。自社のシステム開発では、社内のメンバーと密に連携する必要があります。相手が何を実現したいのかを理解し、自分の意図を適切に伝えるスキルが重要です。また、主体的に改善提案を行える方が向いていると思います。社内からの改善要望やクライアントからのフィードバックに対して、『どうすればもっと良くなるか』を考え、積極的に提案できる人は特に活躍できる環境だと思います。
今後どのようなチームにしていきたいと考えていますか?
一人ひとりが高い専門性を持ち、課題解決ができるチームを作っていきたいですね。エンジニアとしての技術力を磨くだけでなく、課題の本質を捉え、それを解決する力を持つメンバーが集まるチームを目指しています。そのためにも、メンバーが挑戦しやすい環境を整えたいと考えています。
最後に今後、一緒に働くことになるかもしれない方々へ一言お願いします!
Skyfallは『やりたいことがある人』にとって、非常に挑戦しやすい環境です。論理的に考えることに苦手意識がなければ、年次に関係なくチャレンジできる文化があります。自分の意見をしっかり持ち、技術を活かして新しいことに挑戦したい方には、最適な環境だと思います。
『技術を活かしながら、もっと面白いことがしたい!』と思う方は、ぜひ一緒に働きましょう!