リサーチ職に必要なマインドセット
リサーチ職ではどんな人が活躍していますか?
野口さん
さっきお話したリサーチの面白さにも通じるんですが、いろんな会社の事業を理解する必要があるので、積極的に知ろうとする好奇心は大事です。
あとは、リスク管理ができる人も多いです。調査の理論構築をする際に、「ここがずれると全部崩れるな」といった予測を立て、慎重に物事を進められる人の方が向いている印象です。
何さん
また課題解決をお手伝いするためにも、論理的な思考力やロジカルに物事を捉えていく姿勢も大事です。
それからリサーチデザインと少し違う点で言うと、営業的なマインドですね。売り上げも追っていくので、ある程度根性があり、タフな人が活躍していると思います。
リサーチ職はどんな人に向いているでしょうか?
何さん
また、ヒアリング力と提案力も大事です。場合によっては、「困っているんだけど、どこに課題があるのか分からない」といったケースもあるので、一緒に課題を整理してあげられるような人だと向いていると思います。
野口さん
基本的には新卒の方でも取り組める仕事ですが、特にリサーチデザインの方は数字を見るのが苦痛だという人は難しいかもしれません。ロジカルシンキングが前提になるような仕事内容ではあるので、論理的思考力がある人の方が向いていると思います。
面接ではどのような点に注目していますか?
野口さん
何さん
ただ一般的な仕事と比べると難しい領域を扱う仕事なので、そうした理解力がある人かどうかを経歴書や面接での会話から判断しています。
事業拡大と社員の増員を並行して
これからの組織規模についての目標を教えてください。
野口さん
今後2年以内に50名規模、5年後には100名規模の組織を目指しています。社員の3分の2がリサーチデザインで、残り3分の1くらいがリサーチコンサルを担当するイメージです。
リサーチの仕事は、調査も分析も人がやる必要があります。なので、人数がいないとお客様の課題解決ができる数も少なくなってしまう。より多くの案件に取り組むためにも、増員が必要なんです。
その大きな目標に向けて、今どのようなステップを踏んでいますか?
野口さん
今、アンケートに答えてくれる調査パネルを構築中で、どんなに案件数が増えても、レアな人を探したい場合でも、対応できるようなパネル組織を目指しています。また、今は若年層のデータがあるのが弊社の強みなのですが、今後はさらに幅広い年代に対し、強みを持てるよう成長していきたいです。
別の側面では、リサーチパネルの有用性を証明するための試みも行っています。具体的には大学と連携して、社会学的見地から「弊社の取り組みがリサーチ業界に与える影響」を一緒に研究し、リリースしたいと考えています。
新規事業の核になれるメンバーを
急成長中の今、Skyfallに入社することの魅力はありますか?
野口さん
そうしたポジションの話に関わらず、新しく事業を作っていくところにご興味があれば、まさにベンチャーらしい動きを楽しんでいただけると思います。
最後に今後リサーチ職に応募する新卒の方に向けて、メッセージをお願いします。
野口さん
何さん
マーケティングや新規事業に興味のある方はぜひ、応募してみてください。
キャリアの汎用性が高いリサーチ職。学ぶべき知識も多いですが、その分やりがいや充実感の大きい仕事です。この記事を読んで、「リサーチ職に興味がある」「マーケティングの上流工程に関わりたい!」と思った方は、ぜひご連絡ください!