中途採用

INTERVIEW

#01

挑戦は「好き」から始まる。多様過ぎる成長機会で手に入れたデザイナーの枠を超えたチカラとは

MEMBER

2016年、大手広告代理店に入社。スマートフォンゲームアプリ広告主向けの広告企画、運用、クリエイティブ検証分析業務に従事。2020年からは同社でデザイナーとしてのキャリアを開始し、主にスマートフォンゲームアプリのバナー制作を手がける。2021年、国内最大手のインターネット企業に転職し、広告クリエイティブのコンサル業務に従事。2022年、株式会社Skyfallに入社。インハウスデザイナーとして、グラフィックデザイン、モーショングラフィックス、UIデザイン、ロゴデザイン、写真・動画編集、Webデザイン、コーディングなど、デザイン領域を限定せず幅広い制作に携わる。2024年、制作局の局長を経てスペシャリストに就任。運用者として培ったサービス分析やユーザー心理、メディアごとのUI特性やデモグラフィックなど、多角的な視点を活かしたクリエイティブ制作を強みとする。

コーポレートサイトの制作からイベント運営まで全てを担う

現在の担当業務について教えてください。

松山:デザイナーとして、社内外問わず幅広い制作物を手掛けています。具体的には、コーポレート関連の制作物、事業部(『SKYFLAG』やポケットプレイなど)で使用するデザイン、更には社内イベントで使用する従業員向けの制作物などを担当しています。また、制作物が社外に出せるクオリティかどうかの確認や管理も私の役割です。具体的な制作内容としては、サービスのバナーやオウンドメディアのサムネイル、社内資料のデザインをはじめ、WEBデザイン、印刷物の作成、撮影や編集など多岐にわたります。

現在のポジションについて教えてください。

松山:ポジションは「スペシャリスト」です。「スペシャリスト」はデザイナーとして高い技術力を持ち、今後もその技術を磨いて制作物の価値を上げていくエキスパート職になります。そのため、単に制作を行うだけでなく、依頼側が言語化できないイメージや意図をデザインで可視化・表現することに力を入れています。依頼者の想いを深く理解し、寄り添う姿勢が求められるため、高い専門性が必要です。

業務についてより具体的に教えてください。

松山:大きく分けると、コーポレート軸事業部軸の2つに分かれます。

コーポレート軸では、採用サイトやコーポレートサイトなどの制作を担当しており、全て内製化されています。そのため、外部に依頼せずに社内で全て完結することが当社の強みです。新卒・中途採用のパンフレットや採用サイトのデザインなども担当しています。

事業部軸では、『SKYFLAG』やポケットプレイなどのサービスに関わります。『SKYFLAG』は、メディア軸と広告主軸の両方があり、それぞれの視点に合わせた制作が求められます。どちらも経営者層が重視するポイントを反映させるため、場合によっては経営者層と直接やり取りをしながらデザインを進めることもあります。

社内イベントのコンテンツも制作されていますね。

松山:そうですね。例えば、半期締め会では、MVP表彰や社内理解を深めるための動画制作を行っています。社員が動画を見て「次は自分がMVPを取りたい!」と意欲を高められるようなコンテンツや、事業部ごとの活動内容を可視化し、全社的な理解を促すような動画を制作しています。社員数が急増している中で、事業部間の関係性が見えづらくなることもあります。こうした状況を補うため、俯瞰的に会社全体を理解できるようなコンテンツ作りを心がけています。

社内に制作チームがあることで、思わず頼りたくなってしまう駆け込み寺のような空気感がありますね。

松山:「この部署があるから」と頼りにしていただけるのは本当にありがたいです。その信頼に応えるために、依頼内容をしっかりヒアリングし、本質的に何を伝えたいのか、どんなデザインが適切なのかを一緒に考えるようにしています。デザインをただ作るのではなく、それを使う営業メンバーがどのように活用するのかをイメージしながら制作を進めることが、より良い成果につながると感じています。

ユーザーとサービス側、両方の視点がデザイナーとして唯一無二の武器に

デザイナーの仕事を始めたきっかけを教えてください

松山:新卒で入社した会社で、未経験からデザインを学んだことがきっかけです。最初は広告代理店の営業部に配属され、4年間広告運用を担当していました。その中で、エンドユーザー向けの広告デザインについて、「このデザインで本当にいいのか?」「ユーザーはどう感じるだろうか?」と自問自答する場面が多くありました。

このように考えたバナー程、成果に繋がることが多く、成果に比例するように次第にデザインそのものに魅力を感じ、デザイナーを志すようになりました。運用担当としてユーザー視点だけでなく、サービス提供側の思いを大切にする視点を持ち続けてきたことが、今の自分にとって大きな武器になっています。

もともとデザイナーではなく、広告運用の経験を得てからデザイナーになられたんですね。

松山:たまたま新卒で入社した会社にデザイナーの部署があり、ゼロから教わる機会を得られたことが、現在のキャリアの出発点です。今年で広告運用歴4年、デザイナー歴4年となり、ようやくデザインの経験値が深まってきたと感じています。

「多様過ぎる」怒涛の挑戦機会にワクワクする。

Skyfallに転職したきっかけを教えてください。

松山:新卒時の同期であり、現取締役の田谷野さんからお声がけいただいたことがきっかけです。デザインを学ぶ中で、何かを「作る」という行為が自分にとってとても楽しいものだと気づきました。その後、転職して1社目同様、広告運用を担当する中で、別部署が制作したクリエイティブの効果検証を行い、クライアントに提案する業務を行っていました。ただ、自分で制作物を手掛けられない状況に、次第に物足りなさを感じるようになっていました。

そんな中、田谷野さんから「広告の知識を活かしながらデザインに携われる環境がある」と誘っていただきました。広告運用で培った知見を活かしつつ、クリエイティブを自ら生み出せる環境に大きな魅力を感じ、転職を決めました。

実際にお話を聞いてみていかがでしたか?

松山:長谷川社長の想いや『SKYFLAG』について詳しくお話を伺った際、メディア、ユーザー、広告主の三方にメリットのある広告配信サービスであることに感銘を受けました。私自身、広告運用を通して「より良い広告を届けたい」という想いを持っており、社長のビジョンにも共感しました。また、『SKYFLAG』が紳士的でクリーンな広告サービスである点にも惹かれ、新しい挑戦をしたいという気持ちが高まりました。

Skyfallのイメージは入社後に変わりましたか?

松山:イメージ通りでした。現在もですが、意欲的な社員が多く、手を挙げればどんどん挑戦させてくれる社風は、非常に魅力的です。特に驚いたのは、デザイナーであっても多様な業務に挑戦できる機会が豊富であることです。専門性を活かしつつ、社内イベントの運営や幅広いクリエイティブを任される環境は予想以上でした。

また、これだけ任せてもらえるのは、チームへの信頼の表れだと感じています。その信頼に応えるためにも、学び続ける姿勢や期待を上回る成果を出すことを常に意識しています。

今のポジションのやりがいや面白さを教えてください。

松山:最大のやりがいは、依頼を受けた内容の「理想」を自分の限界を超えて形にすることです。良いデザインを追求する過程には困難もありますが、そこに面白さを感じています。上限がないからこそ、自分自身を成長させながら、より良いものを生み出せる。この挑戦の連続が楽しいですね。

上限がない面白さについてもう少し詳しくお聞きしたいです。

松山:Skyfallでは、初めてのことや未知の領域でも積極的に挑戦させてもらえます。入社当初はフォトショップやイラストレーターなど、限られたアドビ製品しか使ったことがありませんでしたが、業務を通じて他のツールも習得しました。そのため、視点とデザインの可能性がさらに広がり、更に上限が無くなりました。常にクオリティを高くするために、一つのデザインが完成したら終わりではなく、それを超えるものを次に作り出すという意識で日々取り組んでいます。

途中お話ありました内製化によるメリットやご自身の成長について教えてください。

松山:内製化の最大のメリットは、デザイナーであっても経営者と同じ目線で議論ができる点だと思います。依頼内容を深掘りし、会社全体の利益につながる表現を模索するプロセスは、とても刺激的です。現在のSkyfalllは、何が最適な表現なのかを全員で模索しているフェーズです。このような成長過程にある組織で働けること自体が、当社で働く大きな面白さであり、成長のチャンスだと感じています。

仕事で活きている前職のスキルや経験を教えてください。

松山:広告運用の経験が現在の業務に大いに活きています。特に、運用担当者としての視点とデザイナーとしての視点の両方を持てることが強みです。依頼者からの情報をそのまま受け取るのではなく、「この言葉の裏にある本質は何か」「本当に解決したい課題は何か」といった視点を持つようにしています。この視点はデザイナーの仕事にも通じる重要な思考だと思っています。その本質を見極め、私自身が持つスキルを最大限活かして、どうアウトプットとして提供できるかを常に考える。この「本質思考」の重要性は、前職での経験から学んだ大切なスキルです。

デザインを作成する際に心がけていることはありますか?

松山:自分の基準を毎回超えることを意識しています。お話したように「上限がない」環境なので、それがデザインのクオリティをさらに高める原動力になっています。たとえ時間が限られていても、テンプレートに頼らず、必ず「前回より良いものが作れないか」を考える探求心を持つようにしています。

また、新しいアイディアが前のものより優れていると感じたら、既存のものを壊してでも取り入れる柔軟さを大切にしています。この姿勢があるからこそ、常に進化し続けられることができます。

Skyfallに入社して特に印象に残っている仕事はありますか?

松山:半期締め会の運営です。イベント全体の運営を任されましたが、それまでイベント運営の経験がまったくなく、当初は戸惑いました。しかし、「会全体を作り上げる」というプレッシャーの中で試行錯誤しながら取り組んだ経験は、今でも鮮明に覚えています。この仕事を通じて、デザイナーの枠にとらわれず、スキルを幅広く活かす姿勢が身に付いたと思います。

半期締め会はSkyfallの中でも特に重要なイベントですね。イベントの打診をされた時の心境はいかがでしたか?

松山:正直、不安しかありませんでした。ですが、そのような状況でも本部長の宮下さんが「楽しんでやってみよう」という前向きな姿勢を見せてくださったことが大きな支えになりました。本部長のポジティブなアプローチや制作物に対する熱意は、Skyfallの社風そのものを体現していると感じています。

実際に挑戦してみて、他では得られない貴重な経験を得ることができました。最初は難しく感じたことも、終わってみれば大きな達成感と成長を感じられました。この挑戦が今の自分を支える原動力になっていると実感しています。

上限も上下もなく、お互いを高め合える組織に

SkyfallのBXチームに求められるスキルは?

松山:特に大切なのは、デザイナーとしての「マインド」です。当社では、デザインの技術だけではなく幅広いスキルが求められます。例えば、屋外広告のグラフィックが好きで、「今はできていないけれど、挑戦してみたい!」という思いを持っている方は、この環境で大きく成長できると思います。また、「なんでもやってみたい!」というマインドそのものも大きなスキルです。例えば、24卒の新入社員はこの姿勢を持っており、挑戦することで日々成長しています。自分の好きなデザインを活かしつつ、期待値を下回らないスピード感でアウトプットを出すことが求められる環境ですね。

どのような経験があると活かせますか?

松山:BtoBの視点でお客様とやり取りした経験は大いに活かせると思います。BtoBの経験がある方は、依頼内容を表面的に受け取るのではなく、その背景にある「本当に解決したいこと」を深掘りする経験があると思います。プロジェクトのルーツからヒアリングを重ねていくことで、より良いデザインの制作につながるのではないでしょうか。

また、素直であることや、分からないことをすぐ質問できる姿勢も重要です。もちろん、自分の実績に誇りを持つことは大切ですが、依頼者に寄り添う柔軟さを持つ方がこのチームには向いていると感じます。

後輩には映像に特化した社員もいます。新入社員から学ぶことも多いですか?

松山:とても多いです!私は「自分が一番」だと思わず、常に周囲から学びたいという姿勢でいます。私が後輩から教わることで、教えている本人も自分の知識を再整理するきっかけにもなりますし、学びを通じてスキルも定着します。そのため、チーム全体でも「上限なくお互いに教え合う」環境を築いていきたいと考えています。個々が成長し、教わるよりお互いに学び合うチームを目指していきたいです。

入社してから伸びたスキル・習得したスキルはありますか?

松山:ほぼ全てのスキルが成長しました!デザインスキルはもちろんのこと、動画制作やイベント運営など通常は身に付かない幅広いスキルを取得することができました。特に印象的なのは、経営陣や人事部といった普段接点の少ない人々と一緒に制作に取り組むことで得た「会社全体を意識したデザインスキル」です。この経験はデザイナーとしての視野を大きく広げてくれました。

最後に今後、一緒に働くことになるかもしれない方々へ一言お願いします!

松山:Skyfallでは、自責かつ建設的な思考や行動ができる方が活躍できる環境です。職種を問わず挑戦の機会が多く、依頼者との距離感が近い点も大きな魅力だと思います。

チーム自体は比較的若い組織で、まだ未成熟な部分もありますが、この環境が「自分たちで組織を作り上げていく」やりがいにつながっています。私たちの発信する言葉やデザインが、Skyfallのイメージとしてお客様やユーザーに認識されていく。その責任と可能性の大きさが、この仕事の魅力です。

Skyfallって何のためにあるんだろう?どんな世界を作りたいんだろう?その思いを社員にも持ってもらい続けることはできるだろうか?それを伝える手段はデザインなんだろうか?と企業成長につながる制作を一緒に考えて行きたいという方、Skyfallの目指す世界や未来に共感し、共に成長していける方、ぜひ一度お話ししましょう!お待ちしています!

INTERVIEW

対談

Skyfallの想いや環境を対談形式で深掘ります。

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