熱量の高い環境を求めた先がSkyfall
現在のポジションや担当業務について教えてください。
現在はマネジメント本部の本部長代理として、アルバイトも含めると50人規模のチームを管掌しています。
マネジメント本部は『SKYFLAG』の安定稼働に必要な複数の役割で構成されており、社内外とのコミュニケーションを密に行いながら、『SKYFLAG』運営の全体ディレクションを担っています。
学生時代はどのようなことをされていましたか?
大学では理系で生物学を専攻していました。そのため周囲には研究職や、食品・化粧品などの開発職を志す人が多い環境でした。私自身も研究者になるか、あるいは一般企業に進むか悩んでいた時期がありましたね。
学業以外では、一般的なサークル活動ではなく自ら劇団サークルを立ち上げ、演劇に熱中していました。

一般企業を志望した理由を教えてください。
研究とは「終わりがなく」一つの事を突き詰めて極められるやりがいがある一方、結果が可視化されにくい環境であることを物足りなく感じていました。自分の行動や結果が即時に可視化される環境で働きたいという思いが強くなり、一般企業への就職を希望するようになりました。
そこで、学生時代に10年間続けた演劇を通して経験した、お客様に何かを届けるという体験に大きなやりがいを感じていたこともあり、就職活動では「人に何かを届ける」ことができる仕事を軸に考えるようになりました。その軸にピッタリとハマったのが広告業界だったので、業界を絞り代理店や制作会社など幅広く業界全体を見ていました。
その中でSkyfallに入社を決めたのはなぜですか?
面接を通して感じた「業務における裁量の大きさ」と「社員の熱量の高さ」に強く魅力を感じました。
就活当時のSkyfallは4期目で新卒社員が少ない一方で、業界経験豊富な中途入社の社員が多く在籍していました。そのような環境で同じように仕事に取り組めることは成長スピードだけでなく、大きな裁量を任されるチャンスだと感じました。その中で他に内定をいただいていた広告制作会社は、年功序列の風土が根付いている会社だったので、2社を比較した際にSkyfallのカルチャーはとても新鮮に映りました。
また、私は人に影響を受けやすいタイプであると自覚していたので、熱量の高い人たちと一緒に働くことで、モチベーションを自然と高く保てる環境に身を置きたいと考えていました。面接では、現執行役員の池田さんから、仕事や会社に対する強い熱意が伝わってきたので「この人たちとなら、良い刺激を受けながら成長できる!」と確信したことが、入社の決め手でした。
日々の信頼が導いた本部長代理大抜擢までの道のり
Skyfall入社後、現在に至るまでのキャリアについて教えてください。
新卒1年目は広告主向けの既存営業からスタートしました。
その半年後に、広告配信における数値分析を専門とする新規部署「ディレクション局」の立ち上げに携わることになり、約1年半在籍。その間に局長代理も任せていただきました。
続いて、Skyfallが新たにマーケティングリサーチ事業に参入したタイミングでリサーチコンサルティング本部に異動し、半年間ほど新規営業を担当しました。
その後、プロダクト本部のGrowth局へ異動し、広告マネタイズプラットフォーム『SKYFLAG』の更なる成長に向け、広告運用ルールの再整備や広告配信モデルの強化に取り組みました。
そして新卒4年目に、マネジメント本部の本部長代理に抜擢され、現在に至ります。
異動が多い印象ですが、その背景を教えてください。
これまでの異動はすべて、成果や適性を見て評価いただいた上での抜擢でした。
たとえば、ディレクション局の立ち上げ時には既存営業として6ヶ月連続で個人目標を達成したことや、数字に強く能動的に動いている点を評価され、声をかけていただきました。
その後異動したリサーチコンサルティング本部やGrowth局も、更なる挑戦機会を求めていた時にお話をいただいて、私自身も納得したうえで異動を決めてきました。
現職も、組織体制の変更を機に「この状況を一番うまく担当できるのは久木原さんだと思う」と言っていただけたことで挑戦することを決めました。
今までで大変だったことはありますか?
最初の異動で経験した、ディレクション局の立ち上げが一番大変でした。それまでの営業業務とは異なり、既存の枠組みが全くない状態から作り上げていく経験は社会人になってから初めての経験でした。
新しい部署の立ち上げに際して「目指す組織像」はありましたが、そこに至る手段や過程は自分たちで考える必要があり、裁量の大きさに比例して難しさもありました。ただその分、入社前に魅力に感じていた裁量の大きさが目に見えて実感できたので、やりがいはとてもありました。
どのように乗り越えていきましたか?
とにかく周りの人を巻き込みながら、ディレクション局とそこに関わる業務フローを整えていきました。立ち上げに携わってくださった取締役副社長の田谷野さんや当時の上司である現執行役員の露木さん、そして局内のメンバー全員と何度も試行錯誤を繰り返しました。
また、特に密接に関わる営業チームにも協力してもらい、変更後のフローや業務・役割分担などを受け入れてもらったことでスムーズに立ち上げが進んだと思います。
加えて、異動前には、長く在籍している先輩社員の方々とご飯に行く機会があり、「久木原さんならできるよ」と言ってもらえたことがすごく印象的に残っています。その言葉を糧に頑張ることができました。
Skyfallでのどのような経験が自分の成長につながっていると思いますか?
様々な部署やポジションを経験し、その先で結果を残していくという経験は、自分自身の成長にとても影響していると思います。営業の最前線に立つポジションだけでなく数字分析などの裏方的な業務やプロダクト開発に近い領域まで幅広く携わることができました。
Skyfallの中でも、ここまで幅広い領域を経験してきた方はそこまで多くないと思います。この経験から全体を俯瞰して物事を考えられるようになり、「組織やプロダクトをどう成長させるか」を自然と意識できるようになりました。この幅広い領域での経験が今の自分の成長につながっているのだと思います。
久木原さんは様々な賞も受賞されていますね。
ありがたいことに、「新人賞」と「半期総合MVP」をいただきました。
新人賞は、既存営業としての業務に加え、ディレクション局立ち上げに関わった点を評価していただきました。半期総合MVPは、ディレクション局の業務を営業チームに移管するプロジェクトで全体の設計・整備に携わった点を評価していただきました。
どちらの賞も、「目の前のチャンスを逃さず、日々の努力を積み重ねた」ことで受賞につながったと思っています。
様々な業務を経験した久木原さんにとって、特に尊敬されている社員はいますか?
取締役副社長の田谷野さんと執行役員の露木さんです。
田谷野さんは、ディレクション局の立ち上げ時にお世話になりました。とにかく情報キャッチアップ力が圧倒的で、会社の状況・事業の進捗を詳細に把握されており、課題抽出から原因分析、改善に向けて事業や組織を統括される姿から多くの事を学びました。
露木さんは、ディレクション局とリサーチコンサルティング本部で直属の上司としてお世話になりました。常にアンテナを張り、今でも私の業務に関係する情報を自発的に共有してくれるなど、知識の探究心や発信力をとても尊敬しています。
今後どのようなことに挑戦していきたいですか?
まず組織については、「持続可能な組織」にしていきたいという思いがあります。
『SKYFLAG』はこの先も更に成長できる伸びしろのあるプロダクトですが、一部で属人的な業務が残っています。そのため、現在構築しているシステムを活用しながら、各メンバーが常に質の高いアウトプットを出せるような体制を作っていくことで、継続的に価値を届けられる「持続可能な組織」を目指したいと思っています。
また個人としては、「開発側」との連携をもっと強めていきたいと思っています。『SKYFLAG』運営の全体に関与するマネジメント本部がエンジニアチームと連携することで、ユーザーにとってより価値のある機能やプロダクトを提供できると考えています。そのために、マネジメント本部の本部長代理として、エンジニアチームと協力しながら、『SKYFLAG』の様々なシステム機能改良を通じて、ユーザー満足度を更に高めていきたいです。

同じ方向を見て一緒に走っていける人とSkyfallの成長に貢献していきたい
Skyfallはどのような経験・成長ができる会社だと思いますか?
Skyfallは「会社の成長に自分が貢献している」という実感を持ちながら働ける環境です。仕事の進め方に関しても、ただ与えられたことをこなすのではなく、自分で考え、主体的に動くことが求められます。大きな会社になると、どうしても組織や事業が他人事のように感じてしまうこともあると思いますが、Skyfallではメンバー層でもしっかりと会社のことを「自分ごと」として捉えられるので、その感覚を若いうちから持てることが魅力的だと思っています。会社に対して「組織貢献している」という実感を持ちながら働けるのは、特別なことだと感じます。
どんな方と一緒にお仕事をしたいと思いますか?
「自分ごと」として物事を捉えられる人と一緒に働きたいです。もちろん、何でも一人で抱え込む必要はありません。ただ「自分もこの会社の一員なんだ」という当事者意識を持って課題や目標を他人事にせず向き合える人はとても信頼できますし、一緒に成長できると感じます。
最後に選考に参加する方達へメッセージをお願いします!
一般的に「新卒は大手企業に就職したほうが安心」というような声があるのは理解できます。それでも私は、Skyfallに新卒入社したからこそ、同世代の中でも、一歩抜けた貴重な経験をさせてもらっていると実感しています。
Skyfallは「安心したい」より「挑戦したい」人に向いている会社です。だからこそ、選考に参加される方は、「本当に自分の価値観と会社の環境が合うか」を見極めて選ぶことが大切だと思います。
もし自分の価値観とSkyfallの環境が合うと思った方には、きっとここでしか得られない成長が待っていると思います。一緒に働くことができる日を楽しみにしています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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